gumiさんこんにちは。

ツリーを作成するのはConstructorでもItempoplateでもかまいません。

例えば、社員のツリーを作成する場合で考えてみましょう。
９００人の社員がいるとして、３０の部署にそれぞれ３０人配属されて
いるとします。
一階層目に部署、二階層目に社員を表示する場合、全ての処理を
Constructorイベントで行うと、以下のようになります。

1.部署マスタと社員マスタをjoinしたデータストアを宣言
2.部署コードのブレークのタイミングで一階層目を作成
3.作成した部署の下に社員アイテム（二階層目）を作成

これで問題ないのですが、表示までに時間が掛かります。
それを解決するために以下のように処理を二つに分けます。

1.部署マスタ全件のデータストアを宣言
2.社員マスタのデータストア（引数：部署コード）を宣言
3.Constructorイベントで部署マスタのアイテムのみを作成
4.Itempoplateイベントでクリックした部署アイテムから
　部署コードを取得して社員データストアをRetrieve()
5.クリックした部署の下に社員アイテムを追加

この処理だと、Constructorで行うのが部署の３０件だけに
なるため、最初の表示が早くなります。
Itempoplateイベントは部署のツリーを開くときに発生します
のでこれも３０人分の処理ですむのでストレスを感じません。

前者の処理では９００人分の処理を一度に行うので、遅いのです。
TreeViewは表示が遅いのでその差は顕著に現れます。

最初からツリーを展開して表示する場合は前者の方が早いですが、
二階層目はクリックして開いた時にだけ見るのであれば後者の
処理の方が早いわけです。