taraさん、おはようございます。

＞ということで、このレポートオブジェクトがずれる症状の回避方法、
＞もしくはプリント関数のイベントが起きた際、dwコントロールには何が起きているのか、
＞御存じの方がいましたら御教授下さい。

あまり複雑な帳票ではどうかわかりませんが、１点だけ。

ベースレポートに複数のチャイルドレポートを配置している場合、私も似たような現象が起きました。
この時、見た目の配置は上から d_child_1, d_child_2, d_child_3 の順に並んでいるのですが、
ベースレポートをエクスポートして構文を見てみると...

　report(band=detail dataobject=\"d_child_3\" x=\"50\" y=\"300\" ... )
　report(band=detail dataobject=\"d_child_1\" x=\"50\" y=\"100\" ... )
　report(band=detail dataobject=\"d_child_2\" x=\"50\" y=\"200\" ... )

のようになっていたので、d_child_3の１行を下のほうに移動してインポートしてみました。
そうすると、画面プレビューでもうまく表示されました。

推測ですが、印刷プレビューの描画処理では、Ｙ座標の値に関係なく構文上のreportオブジェクトの順番に従って
処理されているような気がします。実際の印刷では正しいとのことですが、プレビューでは明らかに「構文上の並び」が影響していました。

d_child_3は、後から追加したものです。
テキストやカラムオブジェクトでもそうですが、一番最後にさわったものが構文の上位にくるような気がします。
ネスティッドレポートで変なズレが起きた場合、この点をチェックしてみると良いでしょう。

あと、帳票用のデータウィンドウでは、単位系を「インチ」に統一しておいたほうが無難です。
プリンタドライバ側の処理と関係していると思われますが、これを直すだけでズレが回避できる場合もあります。