みなさんさん、こんにちは。
余談です（ふりーとーくに出せば良いのですが、こちらのほうが読んでいる方が多そうなので）。

「（スクリプトでDWを制御しないで）DWペインタだけで開発できないか？」
というご質問を耳にしますが、こう思われる理由って何でしょうか？
こちらが思い付くのは、

１．ロジックが分散してしまう
２．ペインタでのプレビューが使えない

といったところですが。ほかにも理由があるのでしょうか？

オブジェクト指向がどうのという説明は省きますが、
PBに不慣れな方にアドバイスさせていただきます。

ウィンドウにDWを貼って、そのウィンドウやDWコントロールに直接スクリプトを
書いてしまうと、DWがそのGUI（ウィンドウ）と切り離しにくくなってしまいます。
ほかのGUIで使うときにあちこちスクリプトを書く必要も出て、ロジックの分散を
招いてしまいます。
こういうDWを作るときは、DWクラスを継承したユーザーオブジェクト u_dwXXX を作り、
その u_dwXXX に必要なスクリプトを書きます。
（新規作成ユーザーオブジェクトの、標準ビジュアルオブジェクトを選びます。）

たとえばあるカラムの内容が変わったらDDDWのリストをがらっと変えてしまう処理を、
ItemChangedなどの適切なイベントに書きます。

u_dwXXX に仕事をさせるいくつかのオブジェクト関数（Public）なども用意します。
必要と思われる、複雑な検索パラメータを与えられたら動的にSELECT文を生成して検索する
uf_Retrieve()関数や、複雑な更新処理が書かれた uf_Update()関数などです。

ウィンドウペインタでは、DWコントロールの変わりに u_dwXXXユーザーオブジェクトを
貼ります。もとがDWクラスを継承していますから、DWと同じように扱えます。
が、先に用意したuf_Retrieve()関数をコールするだけで、必要な処理はすべて行われるので
ロジックの分散が発生しません。

下手に長い説明ですが、お役に立てれば…。