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19784 03/06/24 11:20:26 RE(1):しょうもない事ですが教えてください。(オブジェクト指向プログラミング:継承について) By まぁく
19781 03/06/24 09:53:25 しょうもない事ですが教えてください。 By k-w

カテゴリ:継承関係
日付:2003年06月24日 11:20 発信者:まぁく
題名:RE(1):しょうもない事ですが教えてください。(オブジェクト指向プログラミング:継承について)

k-wさん、こんにちは。

継承は、オブジェクト指向技術のうちの1つです。
以下に例を書きますので、参考にして下さい。

【例:Aと言うオブジェクトがあって、それを継承してA’と言うオブジェクトを作成する】

(先祖クラス)
┌──A──┐
|     |※オブジェクトAには、「a=1」と言うスクリプトがある
|     |
| a=1 |
|     |
└──┬──┘   (子孫クラス)
   |      ┌──A’─┐
   └─ 継承 ─┤     |※オブジェクトAを継承したA’には、「b=1」と言うスクリプト
          |     | がある
          | b=1 |
          |     |
          └─────┘

各々のオブジェクトを実行すると…
  A オブジェクトは、a=1と言う結果を返し
  A’   〃   、b=1と言う結果 + a=1(Aオブジェクトの結果)を返します。

つまり、オブジェクトの特性を引き継ぎ、再利用性、保守の容易性などを高める技法ですね。
    ?????????

複製と違う点は、例えば上の例で言うと、Aオブジェクトのスクリプトを「a=2」に変更したとすると、
A’オブジェクトにも「a=2」の特性が生かされます。 先祖クラス(※)を修正するだけで、子孫クラス
にもそれが反映されます。 これにより、保守の容易性が向上します。


※:PBでは継承されるオブジェクトを「先祖クラス」
      継承する    〃   「子孫クラス」 と、呼びます


<参考:代表的なオブジェクト指向プログラミング技法>
【継承】
 オブジェクト定義を他のオブジェクトの定義に組み込むための技法

【多相性】
 一貫性のあるインターフェースを作成する技法で、オブジェクトの再利用性を促進させるのが目的

【カプセル化】
 プログラミング、メソッド、プロパティ等を1つのオブジェクトにパッケージする事を言う


付加情報:

PowerBuilder Version (記載なし)

Client SoftWare

OS (記載なし)
DBMS (記載なし)
Browser (記載なし)

Server SoftWare

OS (記載なし)
DBMS (記載なし)
WebServer (記載なし)

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